WordPressでタグを多用していると、タグクラウドが膨大になって機能を果たさなくなりますよね。
(探すのに手間がかかる)
WordPressにはタグを並び替える(ソートする)カスタマイズはありますが、タグを複数に分割するとなると敷居が若干高く、プラグインも漢字表記の場合未対応の場合があります。(【Multi-column Tag Map】というプラグインあり)
完全に50音順にするには手間がかかるので(後述)、それに近づける一番手軽な方法を【xili-tidy-tags】というプラグインを使用して解説したいと思います。
xili-tidy-tags の設定・使用方法
まずざっくりと使用方法について解説します。
インストールし有効化すると、左バー「設定」の下部【Tidyタグ】というタブに
- Tidy タグ settings
- Tidy タグ assign
という設定項目が表示されます。
文字通りですが「settings」でグループを作り、「assign」でそれぞれのタグにグループを設定する感じです。
[]
というショートコードを使用すると、グループごとウィジェットに表示することが出来ます。
(テーマに合わせたデザインにしたい場合は、<div class=”tagcloud”>を忘れずに)
50音順(不完全)にする方法
普通にグループをつくり分けていくと、そのグループの中での順序はID順になります。
この並び順を変える方法は【xili-tidy-tags】にはなく、また【Custom Taxonomy Order】などのタグ並び替えプラグインを併用しても変わりませんでした。(当然と言えば当然)
いくつかシチュエーションはあると思いますが、ここでは人名で話を進めていきます。(女優名ですすみませんw)

上の画像のように、グループを「ああーあそ」「あたーあん」など2文字目までの読み方で2分割で作成します。(多分全部使わないけど、念のため)
2文字目までを2分割すれば、ある程度は賄える & 変更も可能 だと思ったのでこのような形になりましたが、タグの使い方次第で調節は出来ると思います。
不完全な50音と表現したのは、2文字目までなので「大島(おおしま)」「大原(おおはら)」などの順番はID順になってしまう、ということです。
(現状「指原(さしはら)」「桜井(さくらい)」などもID順ですが、そこは使わなさそうなグループを変更して分割を増やすなどで対処できるかなと)
記事作成時にタグを作成すると、スラッグが漢字・タググループも未設定になってしまいます。
「タグ」タブから新規作成すれば、新規追加ボタンの下部にタググループを設定できるように一覧が表示されるので、事前に作成することをおすすめします。
まとめ
グループを作成するのはなかなか手間ですが、タグにフリガナが設定できない以上、「タグをグループ化して50音順にする」にはこれが一番ましな方法、という感じです。
WordPressが標準で、グループ分け・フリガナに対応してくれればかなり楽になりますが、どうでしょう(遠い目)
日本語・漢字は、英語圏初のプラットフォームでは厄介者だとつくつぐ思いました。